悪徳商法と言われるものの中で、昔から変わらずなくならないのがデート商法ですよね。
かつては、街頭アンケートや電話で綺麗な女性が接近してきました。
デートに誘われて浮かれていると、高額商品のローンを組まされていた…なんて手口でしたよね。
下心があるため女性のペースに乗せられたまま、怪しいと気づいた頃にはすでに連絡が取れなくなっていたなんていう詐欺事件も少なくありません。
デートの目的は、高額な絵画や毛皮、宝飾品を購入させる事。
手口も古典的な手法のデート商法が、最近では出会い系サイトで行われているそうです。
出会い系サイトは、男性利用者の割合の方が女性より圧倒的に多いこともあり、デート商法の営業には絶好の場所なのかもしれません。
街頭に探しに行くより、電話で話をもっていくより、自然な流れで距離を縮めていけますから、昔より営業しやすくなったのではないでしょうか?
出会い系サイトは、そもそも出会いを求めてサイトに登録しているわけですから、女性と出会いデートができれば疑う事も少ないでしょう。
サクラには警戒していても、デートの約束まで取り付けた相手には興味の方が先行してなかなか「デート商法の手口じゃないか」とは考えないものです。
恋愛感情を利用するということは本当に悪質ですよね。
このデート商法の被害者は男性ばかりではありません。
出会い系サイトで知り合い騙されるのは女性も同じ事。
恋愛に奥手な女性ほど出会い系サイトを利用しようと思いきるわけですから、つけこまれやすく被害に遭いやすいのかもしれません。
デート商法の被害は金額だけでなく心の傷の方が大きいのです。